11 December

スーパーカブの歴史



もっともカブに詳しいと思われる、三樹書房さんの新刊。
「スーパーカブの歴史」

スーパーカブは1958年の発売から、54年という歴史を刻んできた。
時代はすっかり変わり、カブもその時代に合わせて人々の足として活躍してきた。
機械的には変化しているけれども、そのコンセプト(形)は揺るぎないものである。

はっきり言ってナメていた。
丈夫で燃費がいいというだけで、28のときに通勤用にC90を買った。
乗ってみると、打ち抜かれるようなものを自分の中に感じた。
ウイスキーのCMで「何も足さない、何も引かない」というのがあったけど、まさに、そんなオートバイだった。

本田宗一郎さんが作ったコンセプトは、今で言うユニバーサルデザイン。老若男女誰でも乗れる一般大衆の乗り物。
そんな奥深さは、バイクをころころと乗り換えていた自分の終着点だった。
速い遅いとか、ブレーキがどうのこうの、旋回性がどうのこうの、満足できない欲深さを鼻で笑うようなスーパーカブ。

今回の新刊は、カタログで歴史を綴ってある。
その人の生活を豊かにするような内容のスーパーカブの姿。
特別なモノじゃ無くて、そこにあるモノ。

少しお高い本だけどカタログをカラー印刷してあるから納得の価格。
事故で怪我して感傷的なワタクシには、やさしいラブソングのよう(笑)
冬になって寒い今日この頃、暖かい部屋でカブを満喫できる。

カブ好きなら、資料としてもとても有効なものである。
こんな本を出してくれた、三樹書房さんに感謝です。
初版配本限定2000部ですよ。すぐに無くなるかも。急いで(笑)